LPガスは、CO2排出量が少なく、
災害からの普及も早い、熱効率が高く
効率的・経済的なエネルギーです。
LPガスとは
LPガス(LPG)とは、「 Liquefied Petoleum Gas(液化石油ガス) 」 の略称で、 比較的液化しやすいガスの総称です。プロパンガスともいいます。 ガス自体は 「 無色・無臭・無害 」 。 操作も簡単で燃焼制御がしやすいことが特徴です。 都市ガスよりも熱量が高く、エネルギー効率も優れています。 ※無色無臭ですが、万一の漏洩時に感知できるように独特なにおいをつけてあります。
LPガスは環境に優しいエネルギー
LPガスは、エネルギー基本計画で 「 環境負荷が小さくクリーンなエネルギー 」 と位置づけられ、国からも認められているクリーンエネルギーです。 酸性雨の原因となるSOx(硫黄酸化物)の排出がほとんどないことと併せて、 地球温暖化の原因といわれているCO2(二酸化炭素)の排出量も石炭や石油に比べて非常に少ない、地球に優しいエネルギーです。
電気は大量の送電ロスが生まれるため、実際に使用できる電力はわずか35%に過ぎません。 利用効率の面からも、LPガスは優れているのです。
災害に強いLPガス
LPガスは容器で個別にガスを供給することが出来るため、災害時にも避難所での炊き出し・仮設のお風呂・シャワー・仮設住宅への供給など、素早い対応ができます。
1995年の阪神淡路大震災・2004年の新潟中越沖地震において、LPガスは迅速な対応により早期に完全復旧をはたし、LPガスが防災都市づくりに不可欠なエネルギーであることを改めて実証しました。